子どもが成長してくると親がまずやってみたいことが
子どもの習い事です。

一人目の子育てだと、
特にその子だけに一点集中できるので、「あれもこれも」状態になりやすいです。
私の場合、眠いのに習い事のためにまだ入学前の息子を毎日連れまわし、
満足にお昼寝もできない日が結構ありました。

でも入学前って、子どもが小さいからできることって限られますよね。
入学前だからこそ、習い事の選択を間違えないようにすることが重要です。
入学前の子どもの限られた時間、めいっぱい有効に使いましょう。
✅ この記事を読むと
・入学前の子どもに習い事をすすめる理由
・【必須です】習い事をする前の親と子の心構え
・入学前の子どもにおすすめの習い事【5つ】
・【おまけ】2020年から注目の習い事
がわかります。
目次
入学前の子どもに習い事をすすめる理由

あらためて、入学前の子どもに習い事をすすめる理由、ってなんでしょう?
親が習わせたいものを子どもに習わせる
お友達の子どもがやっている習い事だからとりあえず一緒にやる
なんとなく家から近いからやってみる・・・
これでは、本当に時間とお金がもったいないです!!

入学前の子どもに習い事をすすめる理由、
それは小学校に入学するための準備なんです。
~2017年8月の調査結果~
子どもは、小学校に入ってからは親の目から離れて毎日、学校生活を送るようになります。
親は、幼稚園の時のようにいつも子どもの様子を見ることはできなくなります。
先生から、幼稚園や保育園の時のようにその都度、様子などを話してもらうこともありません。
子ども自身で、学校という団体生活の中で生き抜いていかなければなりません。
小学校入学前の時間は、
子どもがいろいろなことで学校生活がスムーズに送れるようにしておくための大切な準備期間です。
大人の言葉の意味がだんだん理解できるようになってくる幼稚園入園後から卒園までの3年間で、
失敗なく習い事を選んで小学校でのスタートがスムーズにできるようにしましょう。
【必須です】習い事をする前の親と子の心構え

習い事を始めるときに、必ず決めておくことがあります。
『習い始めた習い事は簡単にやめさせず、できるだけがんばって続ける』
ことです。
その習い事をはじめてやるのですから、最初はうまくできなくて当然です。
親は、自分の子どもと他の子どもを比べるようなことはしてはいけません。
中には、はじめから上手くできる子もいます。それでも、他の子と比較して自分の子を責めるようなことを言うのは、絶対にNGです。
比べられて言われた言葉で、子どもは傷つき、習い事を楽しめなくなります。
それでなくても、子どもはうまくできないからすぐにあきらめようとします。
ですが、それをあきらめずに続けることで、むずかしいと思っていたことが簡単になる。
それが子どもの成功体験につながり、これから先にあるかもしれない厳しい試練を乗り越えることができるようになるのです。
入学前の子どもにおすすめの習い事【5つ】

では、さっそくみていきましょう。
スイミング
小学校の体育の授業で必ずあります。
でも、授業時間としては、通常6月中旬~夏休み前までの短期間なので、とても少ないのです。
その期間で泳げるようになるのは不可能に近いですし、そもそもその授業内に先生は泳ぎを教えてくれません。
自分の命を守るためにも泳げるようになっておくことは必須ですし、水泳の授業を楽しんで参加できるようにしておくためにも、スイミングは入学前に習っておくべき習い事ですね。
体操教室
スマホやタブレットがこれだけ普及している毎日で、幼稚園児でも毎日タブレットを見る子も少なくありません。
少し前までは、外遊びをしたり体を動かしていた時間がスマホやタブレットに取られてしまっているのです。
小さいころに体を動かし、身体をしなやかに柔らかくしておく、自分の体の使い方や動かし方を知っておくことはとても大切なことで、親がなかなか教えてあげられない体の使い方を体操教室で学んでいます。
ピアノ
小さいころから習いはじめると音感が育つ、感性が豊かになる、将来の音楽の授業で役に立つ、などのメリットがあります。
右脳と左脳を同時に使うピアノは、東大生のおよそ2人に1人が習っていたといわれています。
「育脳」のためには、ピアノが一番近道かもしれません。
ピアノは、長女が年中から習っていますが、個人的には一番おすすめの習い事です。
我が家では両手を使ってピアノが弾けるのは長女だけですが、小さいころから習っているので3年半経過した今では、モーツアルトやバッハのバイエルの曲もスラスラ弾けるようになりました。
英会話・英語教室
「英語は、子どもの耳が日本語に慣れる前にはじめた方がいい」
という話を聞いたのか、子どもが小さいころから英語を習わせるママが多いです。
2020年度より小学校でも英語が必須科目になりました。これからの時代、ますます英語は話せるのが当たり前の時代になっていきます。
子どもが小さいころから英語に慣れる、ネイティブの人に慣れておくのは大切なことです。
リトミック
リトミックは人にとって親しみやすい音楽を使って、子どもに働きかける作用があります。
音楽を集中して聞き、即座に反応する「即時反応」を重視して、音を感じ→考えて→行動する
という能力を育てていきます。
リトミックは体操やお遊戯などとちがって、動きやリズムに正解はありません。
それぞれの感じ方で自由に表現できるのが、リトミックの人気の秘密かもしれません。
このほかにも、年長児くらいになると
公文式やそろばん、クラシックバレー、サッカーや野球教室もはじめる人もいます。
【おまけ】2020年から注目の習い事
子どもは、年齢にあわせて少しずつ習い事が変わってきます。
もちろん、小さいころからはじめた習い事を中学生、高校生になっても続けている子も多くいます。
そんな習い事にであえたら、素敵ですね。
最近のいちばん話題の習いごとをひとつ、ご紹介しますね。
小学校では、020年度からいよいよプログラミング教育が必修化されます。
「プログラミング」というと、私たち親世代にはなかったものなので少し構えてしまいますよね。
でも、これから子どもたちが生きていく上で欠かせないスキルになります。
参考:文部科学省・総務省・経済産業省が連携
近年、人気が急上昇してきたプログラミングを子どもの習いごとに候補のひとつに入れるのもいいかもしれません。
親はまず、子どもがスタートした習い事を精一杯応援してあげましょう。
楽しみながら続けることが、一番大切なことです。
現在、大学1年・中学2年・小学2年の子育て中です。
一人目の子育て中はとりあえず目についた習いごとを習わせていました。