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最近よく耳にする【リビング学習】という言葉、知っていますか?
「東京大学に行く子はリビング学習していた子が多い」
と、よくメディアに取り上げられていました。
なるほど、東大に行く子はリビングで勉強するのね…。すぐにインプットしました。

東京大学に行けるなら、うちの子もリビングで勉強させたい。
そう思うのは当然です。

東京大学に行けなくても、勉強するようになるなら、
そこそこ勉強ができるようになるのなら、今すぐリビングで勉強させます!
でも、本当にリビング学習をすれば、子どもは勉強するようになるのでしょうか?
学力は上がるのでしょうか?
我が家の子どもたちも今ではリビングで勉強したり、自室で勉強したりと使い分けています。
でも、リビング学習って何歳くらいまでするのでしょうか?
親としても、何歳くらいまで見守るものなのか、気になりますよね。
我が家がリビング学習をしていて気づいたことがありました。
これからリビング学習をするお子さんの効果を最大限あげるためにも、親ができることもあります。
今日からできることをぜひ実践してみてくださいね。
✅ この記事を読むと
- リビング学習をするメリットはなに?
- リビング学習をするときに気をつけること
- リビング学習はいつまでする?
- リビング学習の効果を最大限あげる方法とは?
がわかります。
リビング学習をするメリットはなに?

リビング学習とは、家族がくつろいだり食事をしたりするリビングで勉強するという、近年注目されている学習スタイルのことです。
リビングで学習するので親の目が行き届きやすいというメリットがあり、最近は特に人気があります。
あわせて、家族みんなが使う【リビング】という場所で、自分で学習道具を管理しなければならず、自立への第一歩としての成長を見込むこともできます。
リビング学習のメリット
- 子どもの勉強の進み具合がわかっていい
- 子どもが勉強をスタートするまでのハードルが低い
- 子どもがわからないことがあったり、ききたいことがでてきたときにすぐに聞ける
このようなメリットを覚えておき、親がこのメリットをうまくのばす、助けてあげることでリビング学習の効果をよりあげることができます。
では、リビング学習をするときに気をつけることは何でしょう?
リビング学習をするときに気をつけること

例えば、自分の部屋で勉強しようとすると、まず電気をつけて、エアコンをつけて・・・
とやらなければいけないことが多く、どんどん勉強するのが億劫になっていきますよね。
リビングで勉強するなら、ただテーブルの上に学習道具を広げるだけ。
すぐに勉強がスタートできて、それが習慣になればとても時短になります。
これが、リビング学習のメリットなのです。
ただ、いつも家族みんなが集まるリビングだからこそ、物が散らかりやすいのが難点でもあります。
子どもが勉強をすぐにスタートできるように、極力、テーブルの上には物をおかないようにするなど、家族にも工夫が必要です。
物が多い場合は、子どものカバンや勉強道具の置き場所にはキャスター付きの棚を用意するのもおすすめです。
折りたたみ式の机やキャスター付きの棚などを工夫して使ってみるのもいいですね。
キャスター付きの棚なら、いつも使う勉強道具を保管でき、移動もスムーズなので楽ですよ。
自分で勉強の準備をして学習を始め、終わったら片付けるといことは自立の第一歩につながります。
その環境を整えてあげることが、親の役割のひとつでもあるのです。
では、いつまでリビングで学習する子どもを見守ればいいのでしょうか?
リビング学習はいつまでする?

リビング学習は何歳くらいまでが適切なのでしょう?
こたえは、ひとりひとり違います。
高学年になると、勉強は自室や塾でしてきて、リビングではくつろぎたいという子も増えてきます。

現在中学3年生の息子は、普段集中して勉強したいときは自室にこもって勉強します。でも、ノートにただ写すだけのものや、頭を使わない課題などはリビングにもってきて作業をしています。
子どもなりに使い分けているんですね。

小学3年生の娘は、すべての勉強を自室の机ではなくリビングでします。
娘は「いつもそばでみていてくれると安心して勉強できる」といいます。
子ども自身が自分の部屋でリラックスできる時間があれば、「勉強するのはリビング」という学習方法は効果的です。
子どもひとりひとりの成長や気持ちを尊重しながら、親がその子にあった空間を作ることが大切なのです。
リビング学習の効果を最大限あげる方法とは?

小中学生の時は特に深く物事を考えたり、人と会話したりすることが脳の発達を促すと言われています。
リビング学習のよいところは
「疑問があればすぐ家族にきける」
「まわりの雑音も気になるが、気にしない集中力もつくようになる」
など、たくさんあります。
リビング学習中に勉強に関係する話題でなくても、親がそばにいていつでも話ができる環境は、子どもの心の安心感につながります。
最後に注意点
リビング学習でわからないことをきかれたとき、「どうしてこんなことがわからないの」と怒ることは絶対にNGです。
私も、つい頭に血がのぼり、きつい口調で言ってしまうことがあります。 → 深く反省
子どもにきかれたら、わかるまで根気よく説明するようにしましょう。それでもわからないようなら、塾の先生や学校の先生にバトンを渡すようにする。
ここでリビング学習をしなくなるような言い方をしてしまうのは、本末転倒です。
自室でひとりで勉強するといっても、結局壁に当たって勉強できないのです。
リビング学習の効果を最大限あげる方法は、
親はあたたかく見守る。勉強していることを見守り、ほめてあげる。
そして、子どもが勉強しやすいリビングの環境づくりをする。
これだけで十分です。
子育てはマラソンです。
すぐに結果は出ない分、長い目で子どもをみていく覚悟が親には必要なのです。
現在、大学2年・中学3年・小学3年の子育て中です。
子どもたちの毎日の勉強、どこでやっていますか?