
3人の子育てをしてきて、
「こうしたらよかったなぁ~」
「こっちの方が近道だったなぁ」
と思うことをブログにして、子育て中のママの役に立つ情報を発信しています。
今日は、最近よく耳にするSTEM教育とSTEAM教育についてです。
昨今の学校教育の変わりようは本当に早いです。落ち着きがないっ、と言ってもいいくらい。
でも、それくらい世界はめまぐるしく変わっているんです。世界に日本が遅れを取らないためにも、これからを担う子どもたちの教育に、学校教育は今までにないことをはじめようとしています。
STEM教育とSTEAM教育 といっても、むずかしいことはありません。
親である私たちがあらかじめ少し準備をして、子どもたちにわかりやすく伝えてあげられるようにしておけば大丈夫です。

✅ この記事を読むと
・STEM教育とSTEAM教育 ってなに?
・これからの学校教育のすすめ方はこんな風に変わる
・海外のSTEM教育とSTEAM教育の現状をみてみよう
・【知っておくだけでアドバンテージ】親は何を準備して、知っておくのがいいの?
がわかります。
目次
STEM教育とSTEAM教育 ってなに?

いま教科の枠組みを超えた学びとして注目されているSTEM教育・STEAM教育を知っていますか?
STEMとは、
科学 (Science)・ 技術 (Technology) ・工学 (Engineering) ・数学 (Mathematics)
の5つの頭文字をとってできた造語です。
STEAMとは、STEMに芸術・教養 (Art) をたしたもので、これからはSTEAM教育がメインになるといわれています。
Wikipediaより
今までの教育は、小・中・高校を卒業し、その後大学で専門的な知識を学べば、大学を卒業してからそれぞれの答え(就職やそれにあった専門的な仕事)が明確にあるようなイメージでした。
しかし、これからは例えば大学で専門的な知識を身につけたとしても、今までのような明確な答えがだしづらくなっています。
ひとつひとつの問題が複雑になってきており、よりさまざまな知識をつかって、創造性を持ちながら考えていくことが、全てにおいて必要になっています。
ステム教育は子どもたちの好奇心を刺激することで、さまざまな教科をまたいで多元的に自ら学ぶ力を育て、他の人と協力して、正解のない問題を解決していく能力を育む教育です。
STEAM教育で、これからの学校教育のすすめ方はこんな風に変わる

STEAM教育は、これからの子どもたちの教育には必要不可欠として、
文部科学省でも重要な位置づけをしています。
とはいっても、STEAM教育の教科がふえるというわけではありません。
2020年度からはじまるプログラミング教育もそうですが、国語や算数などの単一の教科だけではなく、教科をまたいでさまざまな知識を活用する。
それを多角的・多面的にとらえられる教育をすすめていこうとしているのです。
例えば、子どもたちがミニカーなどの自動車の自動ブレーキなどの安全機能をつけてみる。それを撮影したものを説明文などをつけて、タブレットで編集して発表するなどがあります。
数年内には学校教育においても、子どもにひとり1台タブレットを使用した授業がはじまります。
親世代では考えられないことですが、子どもが小さいころからタブレットに慣れるように、使いこなせるようになっていくことが大切なのです。
さらに学年が進んでくると、STEAM教育に自分で考える力、創造性を強くしていきます。
ゆくゆくは生徒同士がお互いに学びあい、先生からの講義は最小限で、お互いに間に学びあうというスタイルが推進されていくのです。
海外のSTEM教育とSTEAM教育の現状をみてみよう

2011年に米国大統領だったバラク・オバマ大統領が、STEM教育を国の優先課題として位置づけました。
海外ではすでに積極的にスティーム教育が取り入れられています。
特に、教育に熱心な国で有名なシンガポールやアメリカ・中国では、早くから積極的にSTEAM教育が行われています。
【アドバンテージ】親は何を準備して、知っておくのがいいの?

学校教育で2020年度からプログラミング教育が必修化されます。
プログラミング教育もSTEAM教育のうちのひとつなんです。
普段私たちがやっているお料理も、実はプログラミングの思考が入っているんですよ。
<例>ご飯を作るとき
何を作ろうか献立を考える →
具材を切ったり、混ぜあわせたり、仕上がりを想像する →
出来上がりをイメージしてメニューを決定する →
加熱したり、調理する →
お皿にきれいに盛りつけて仕上げる
ふだんいつの間にか考えながらやっていることが、プログラミング的思考!!
これがしたい →
効率的な手順を考える →
実行 →
過程を修正する →
完成
プログラミングといっても難しいことでは無いのがわかりますね。

これからの社会では答えはひとつではなく、直線的な考えでは対応できていけません。
毎日の日常生活の中で私が一番気をつけていること。
簡単に親から答えを伝えるのではなく、まず子ども自身に考える時間を与える。
子どもの意見を頭ごなしに否定しない。子どもの意見を聞く。その上で一緒に考えていく。
ふだんの生活から少し意識を変えるだけでできる事はたくさんあります。
親も子どもと一緒に成長していきましょう。

こんにちは。espe(エスペ)です。
小学2年生・中学2年生・大学1年生の子どもがいます。